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大会概要
   

2020年10月30日(金)第21回奈良オープンゴルフ選手権大会 予選ラウンド

 
前川太治プロ

予選ラウンド


コロナ渦の影響で、6月に開催予定だった本大会も大幅に遅れたが、大会前日のプロアマ大会も中止となったものの、無観客で開催されることになった。
それでも、10月末とはいえ、天候にも恵まれて好スコアが続出。

 

 

まず、最初に飛び出したのが森岡俊一郎(25)だった。大会の予選を2アンダーでクリアし、初出場ながらインからスタートして10番で5メートルを沈め、17番のパー5も1.5メートルにつけて、34でターン。アウトに回ると、1番から5連続バーディーを奪って見せた。続く6番では6番アイアンで一度はグリーンに乗せたものの、傾斜とバックスピンもかかって手前のバンカーまで転がり落ちる不運…。そこでボギーをたたいたが、7番で5メートルを沈めるバウンスバックで31をマーク。7アンダーの65で単独トップに躍り出た。
「きょうは7番以外がショットもパットもうまくかみ合った。あすは10アンダーを目標に頑張りたい」と研修生から2018年に名門・宝塚GCの所属になった森岡は無欲で初Vに挑む。

 


その森岡に1打差の2位につけたのが、3度の大会最多の優勝を誇る山下和宏だ。2001年の第2回大会(コマCC)で4人のプレーオフを制し、2008年の第9回大会(奈良ロイヤルGC)と2013年の第14回大会(花吉野CC)でもチャンピオンに輝いている。
「最初に勝ったのがこのコマCCというのも嬉しかったけど、奈良ロイヤルの優勝がツアーで活躍できる自信にもなりましたね。だから、午後からも風にも負けずにプレーできた」と胸を張る。ノーボギーの5バーディー、66にまとめるあたりは流石で、逆転すれば、大会最多Vの更新となる。

 


続いて3位の4アンダー、67をマークしたのが弘井太郎(39)だった。インから回って15、17、18番でバーディーを奪って33でターン。アウトに回っても1番で5メートル、3番で2メートルを沈めて、これまたボギーなしで上がってきた。
「今年は試合数が少ないけど、ノーボギーは気持ちがいいですね。きのうの練習ラウンドでグリーンの傾斜をしっかりメモして安全な場所に乗せることに徹したのがよかったです」

 


だが、若手選手も踏ん張った。

まず、この日のイン第1組で回った寺田天我(てんが=23)も10、11番の連続バーディーで波に乗り34でターンすると、アウトは2番と8番でもバーディーを奪い68でホールアウト。「グリーンは素晴らしいので気分よく回れました」この大会は15歳から出場し、16歳10か月の史上最年少(当時)でプロテストに合格した逸材。「昨年までアジアの下部ツアーでプレーしていたけど、僕にとってはゆかりのある大会だから、明日も頑張って上位に食い込みたい」と張り切っている。

 


また、4年前の第17回大会(花吉野CC)で優勝している原敏之(さとし=29歳)も5バーディー、1ボギーの68をマーク。「この前も最終日に66を出して逆転できたから、今回も今日みたいなショットを続ければチャンスがあると思う」と意欲満々だ。

 


また、ゴルフの動画配信のユーチューバーとして4万人のフォロワーを持つ上村将司(28)も“本職”のプレーで6バーディー、2ボギーの68にまとめて上がってきた、「最近はユーチューブも話題で盛り上がっていますけど、片山晋呉さんの10万人以上には負けますよ。でも、これで実力が認められれば最高に気分がいいです。あすも思い切ったプレーをしたいです」で2016年にプロテストに合格した上村は無欲でチャレンジする。

 


予選会で68を出して初出場の南大樹(28)も5バーディー、1ボギーの68をマークして4位タイに食い込んだ。「きょうはショットもよかったし、ボギーも3パットした6番だけだった。何より予選会と同じスコアを出せたのが自信になります。あすはもう少し、ショット調整して上位を目指したい」と意気込んでいる。

 


2013年にプロ転向、2017年にプロテスト合格の梶村夕貴(28)もボギーなしの4バーディー、68と健闘した。「2番と、12番は2メートル、8番と14番はともに“OK”につけました」とニッコリ。アマ時代の第12回大会(2011年、花吉野CC)から出場し、プロになってからは2017年の第18回大会(奈良CC)から4年連続となるが「きょうはグリーンを外したのは1回だけ。明日も好調を維持できたるよう頑張りたい」と闘志のむき出して挑む覚悟だ。

 


インの最終組で回った森雄貴(30)も豪快なゴルフを見せた。アウトの4番、8番とインの17番の3つのパー5をすべて2オン。いずれもイーグルパットを逃がしたが、5バーディー、1ボギーの好スコアに結び付けた。「風が強くなった午後のコンディションでショットがぶれなかった。2016年にプロテスト合格。「チャンスはいっぱいあっただけに、明日も最後まで気を抜かずにプレーしたい」と一発逆転を狙っている。

 


第1回大会から出場のベテラン・井戸木鴻樹(59)も終始安定したゴルフで存在感を見せつけた。アウトから回って7、8番でバーディーを奪うと、インでも名物ホールの17番パー5をPWでピッタリ。ボギーなしの69で13位タイ。「最近の若いプロはよく飛ばしますね。9番は5W、18番も7Wで第2打を打ったけど、ノーボギーで上がれたのが収穫でしたわ」と好スコアにニンマリ。トップとは4打差ながら、虎視眈々と逆転Vへのファイトをのぞかせているだけに、最終日はし烈な戦いになりそうだ。

 

○…この大会でただ一人、アマチュアの女子ながら男子に交じって予選会をパスした大阪桐蔭高1年の今西さくら(16)が大健闘。

コマCCの予選会で40、40の80(16位タイ)で本戦に初出場し、この日はアウトからスタート。1番パー4で第3打を手前のバンカーから直接カップインのバーディー発進。2番でダブルボギーを叩いたが、その後は2バーディー、9ボギーの80でホールアウトした。「距離が長くてパーオンできなった。でも、3つもバーディーを取れたのが収穫です」と満足顔。結果的には8オーバーの103位ながら決勝ラウンドへの進出を果たす大金星。

「この経験を生かして、次の高校ゴルフ連盟の関西大会をクリアして全国大会を目指したい」と意欲を燃やしていた。


成績表はこちらからご覧いただけます。

森岡 俊一郎 プロ

 

前川太治プロ

山下 和宏 プロ

 

貞方章夫プロ
弘井 太郎 プロ

 

貞方章夫プロ

寺田 天我プロ

 
田中秀道プロ

原 敏之選手

 

田中秀道プロ

上村 将司 プロ

 

田中秀道プロ

南 大樹 プロ

 

横田吉宏プロ

梶村 夕貴選手

 
奈良国際ゴルフ倶楽部

井戸木 鴻樹 プロ

 

アマチュア 今西さくら選手
 
奈良国際ゴルフ倶楽部
 
奈良国際ゴルフ倶楽部
 
 
 
 

 

 

 

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