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大会概要
   

2020年10月31日(土)第21回奈良オープンゴルフ選手権大会 決勝ラウンド

 
松村景太プロ

奈良オープンゴルフ選手権大会最終日



 見事な逆転劇だった。初日69の10位タイからスタートした松村景太(37)は果敢にバーディー攻勢をかけた。まずは3番のパー3で3メートルを沈めると、続く4番のパー5では3Wで果敢に攻めて2オン。ピン奥8メートルからOKにつけるバーディー。6番のパー3でも5Iで1メートルにつけてアウトは33をマークし、通算6アンダーで1組後の梶村夕貴と並んでトップに並んだ。

「今日はあこがれの井戸木さんと一緒の組になって、いい意味で緊張感があって、それがよかったみたいです」
インに入っても勢いは止まらない。10番パー4で第2打をPWでOKバーを奪うと、12番パー5は5Wで2オン、13番はピン左7メートルを沈めて連続バーディー。14番のパー3ではピン奥10から3パットのボギーを叩いたが、続く15番パー4で1メートルにピタリとつけてバウンスバックのバーディーを奪い、この時点で通算9アンダーまで伸ばして2位以下に3打差つけた。さらに谷越えの名物17番パー5では第2打を5Wで楽々2オンに成功。
ピン上10メートルから確実に寄せ、8バーディー、1ボギーの65をマークして2桁の通算10アンダー伸ばして初勝利をもぎ取った。
「ショットに関しては二日ともよかったですが、昨日の18番と今日の14番みたいに3
パットした以外は、シビアなパットをことごとく沈められたのが勝因です」
兵庫の滝川第二高に入った16歳からゴルフを始め、2010年にプロテスト合格。これまで近畿オープンで2位が3度あるが、この大会は第12回大会(2011年)から出場しているものの、ベスト10には一度も入ったことがない。
レギュラーツアーも過去に2013年の関西オープン(オリムピックGC)と2018年の日本プロ(房総CC)に2度出場しているが、いずれも予選落ち。
しかし、普段は神戸・三宮のインドアで週2回のゴルフレッスンをして、ようやく今年の4月に淡路CCの所属になったばかりだ。
「レッスンをしているうちにゴルフの調子も段々によくなって、今年はプライベートながら春日台(CC)と小野グランド(CC)と淡路(CC)で63を出して気分を良くしていたんです」
それだけに、今回の優勝で「一度はあきらめかけていたQT(予選会)にも、今がピークだと思って最後の挑戦をしてみようかと思っています」と優勝カップを手にして会心の笑みを浮かべていた。

 


一方、ハーフ終了地点で松村と通算6アンダーに並んだ梶村夕貴(28)だが、10番のパー4でバーディーを奪ってからはチャンスなし。17番で2つ目のバーディーをもぎ取ったが「松村があそこまで伸ばしているとは思わなかった。自分なりに頑張ったけど、しょうがないですね」とギブアップ宣言。

 


優勝候補の大本命だった山下和宏(46)も前半のハーフで39と崩れ、「今日は風もなく攻めなければ…と逆に力んでしまった。その上にパットがあまりにも入らなさ過ぎた」と77の通算1アンダーの14位タイまで落としてがっくり。

 


また、初日に8バーディー、1ボギーの65で単独首位だった森岡俊一郎(25)は、この日は一転して“大荒れゴルフ”。3番のボギーでつまずくと、続く4番でバーディーを奪うバウンスバックを演じたが、そこからは地獄だった。6番でアプローチを失敗してダブルボギー、9番も左のラフからバンカーに入れてボギーの39で4アンダーまで後退。それだけではない。11番でボギーの後、12番のパー5では左に連続OBの「9」を叩き、14番でバーディーを奪ったものの40の79で貯金を全部吐き出して通算イーブンの19位まで転落してしまった。

 


そんな大混戦の中で光るプレーを見せたのがアマチュアの石塚祥成(よしなり=24)だった。初日71の17位タイからスタートしたが、6番でバーディーが先行。7番でボギーの後、8番では右にOBして痛恨のダブルボギーを叩いたが、9番で1・5メートルにつけるバウンスバックの37でターン。インでは名物の17番パー5では第2打を3Iでピン左4メートルにつける2オン。「ややスライスのラインをうまく打てました」と会心のイーグルを奪って34の連日71の通算2アンダーでホールアウト。
「今日は17番を攻略できただけでも大満足で、気分よく帰れます」
実は2年前の第19回大会(グランデージGC)でも初日71で回り、最終日はナント67のベストスコアをマークして総合2位でベストアマに輝いており、今回で2年ぶり2度目の快挙を達成したことになる。それだけに「次は来年の日本ミッドアマ(25歳以上)を目標に頑張ってみたい」とさわやかな笑みを振りまいていた。

 

 


成績表はこちらからご覧いただけます。

松村景太プロ

 

松村景太プロ

最終ホールアウト後の松村プロ

 
松村景太プロ

ダイドードリンコ(株)松社長による優勝カップ授与

 

ベストアマチュア 石塚 祥成選手

ベストアマチュア 石塚 祥成選手

 

梶村夕貴プロ

梶村夕貴プロ

 

森岡俊一郎プロ

森岡俊一郎プロ

 

1最終ホールアウト後の最終組(左から山下プロ、弘井プロ、寺田プロ、森岡プロ)

最終ホールアウト後の最終組
(左から山下プロ、弘井プロ、寺田プロ、森岡プロ)

 

ダイドーガール

ダイドーガール

 

KOMAカントリークラブ

KOMAカントリークラブ

 

 

 

 

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