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大会概要
   

2021年6月18日(金)第22回奈良オープンゴルフ選手権大会 予選ラウンド

 
藤田 翼 プロ

予選ラウンド


 梅雨シーズンに入って心配されたものの、早朝から曇り空の好コンディション。
今年で22回目を迎える今大会から初めてユーチューブでもライブ配信されることになった。


昨年に続き2年連続して奈良の名門 コマカントリークラブでの開催だが、同コースでは2002年に日本プロゴルフ選手権が行われ、久保谷健一が片山晋呉をプレーオフで破って初優勝して、一躍脚光を浴びた。

 

しかし、この奈良オープンゴルフ選手権大会はすでにその1年前の2001年に第2回大会としてコマCCで開催され、4人によるプレーオフの末、日没でサスペンデッド。結局、翌日に山下和宏が大橋義幸を下して初優勝を飾ったという“歴史”がある。

 


それだけに、今回も好スコアが期待されたが、午前部の第一組でスタートした藤田翼(つばさ=25)がいきなり大ブレークした。

3番パー3を6Iでピン左6mにつけてバーディーを奪うと、5番パー4でもピン下4mを沈め、9番こそピン奥13mから3パットのボギーを叩いたものの、35でターン。インに入ると11番パー3で5m、15番パー4で4mを決めた。そして迎えた17番パー5ではティーショットで右のラフに捕まって第2打をPWで出しただけだったが、残り80ヤードから58°のウエッジで直接カップインのイーグルを奪い、32の5アンダー67をマークした。
「きょうのアウトはまずまずでしたが、インではショット、パットがうまく?み合ってくれました。会心のゴルフでしたね」と自画自賛。この大会は2年前の奈良国際GC、と昨年も2年連続して予選落ち。ツアーでもKBCオーガスタで2年連続して予選落ちと振るわなかったが「昨年3月から所属コースもセンチュリー滋賀に代わって練習量も増えました。とにかく自分の武器を生かして思い切ったゴルフをしてみたい」と参加選手なかでも“トップ3”に入る平均飛距離310ヤードを誇る飛ばし屋だけに楽しみだ。

 


インの3組目で回った吉田泰基(23)も負けていなかった。10番パー4で2・5m、11番パー3で1mを沈める連続バーディーの好スタートを切ると、15番パーでも1m、18番パー4ではピン上8mも鮮やかに決めて32でターン。アウトでは3番パー3でグリーン左のカラーから3パットのボギーを叩いたものの、8,9番で連続バーディーを奪い、同じく67で上がってきた。
「インはすべてパーオンできたから楽でしたね。予選会で苦しんだのが、かえって良かったかもしれません」と、このコースで5月7日と28日開催された予選会ではともに72のパープレーでクリアできなかった。しかし、欠席者などが出て“繰り上がり出場”の朗報が入って、幸運にも本戦出場が果たせたからである。

神戸市出身で香川西高から日大に進学。同期にはチャレンジで活躍している岩崎亜久竜がいるが、2年前には関西アマ(信楽CC杉山コース)で優勝しており「僕として一学年上の星野(陸也)さんや堀川(未来夢)さんを目標にやっていきたい」と現在も名門・東広野GCで必死に腕を磨いている。

 


また、アウト5組目の吉桑佑太(26)も快進撃をやってのけた。3番パー3では5Iでグリーンに届かずショートしてボギー先行となったが、次の4番パー5でバーディーを奪う“バウンスバック”でイーブンに戻すと、9番から12番まで4連続バーディーを奪って見せた。9番パー4はU3でティーショットを放ち、残り115ヤードから52°で3m、10番パー4はPWで2・5m、11番パー3は6Iで7m、12番パー5は残り150ヤードかの第3打(9I)をピンそば30センチにつけるスーパーショットだった。しかも、14番パー3では5Iでピン右5mにつけ、この日6つ目のバーディーを奪って67をマークだ。
「この大会は2年前(グランデージ)に予選落ちで、昨年も20位だったけど、今回は練習ラウンドからすごく距離感が合っていて、“自分には相性のいいコース”だと言い聞かせながら回ったのがよかったみたいですね」
岐阜県出身で、県立岐阜高から立命大に進学。「学生時代は4年連続して日本学生(選手権)に出場したけど、あまりいい成績は残せませんでした。けど、卒業後にいきなりプロテストに受かってラッキーでした」
2017年のプロテスト(片山津)では初日に「64」を出してトップに立つなど爆発力も魅力だ。「今回もせっかくいいスコアが出ただけに、あすも最後までV争いして、悪くても3位以内に食い込みたい」と意欲をみなぎらせていた。

 


午前同様に、午後になっても好スコアが続出だった。

まず、4年ぶり2度目出場の田村光正(29)は12番でボギーとつまずいたが、17番でバーディーを奪うと、18番パー4では第2打を左の林の中から残り185ヤードを6Iで直接カップインのイーグル。「すき間が開いていたので、思い切ってドローをかけたらピンの方向に向かっていった。ラッキーでしたね」とニッコリ。アウトも3バーディーを奪い67でホールアウト。東北福祉大では松山英樹と同期だけに「僕は関西アマしか勝っていないけど、滅多にないチャンスなので勝ちたいです」と意欲をのぞかせた。

 


その1組後の徳光祐哉(24)も負けてはいなかった。15番、16番の連続バーディーのあと、アウトでも3バーディーの67をマーク。「予選(コマCC)でも70だったのに、出来過ぎもいいところ。ノーボギーというのが気持ちいいです」2年前のプロテスト(静ヒルズ)を20位タイでクリアしての大会初出場。「今年は東建で10位タイ、関西オープン63位タイだっただけに、もっと飛躍したい」と色気満々だ。


またアウト6組目の徳永圭太(27)も素晴らしいい内容のゴルフを見せた。この日はボギーなしの5バーディー、67で上がってきたが「ラウンド中でやっと左腕の痛みが消えた方が嬉しかった」と本音をチラリ。というのも前日まで痛み止めの注射を打っても効かなかったそうだ。大阪学院大時代には日本アマでベスト8に進出したこともあるだけに「あすは大事にプレーしたい」あくまで慎重な姿勢を崩していない。

 


それだけではなかった。徳永と一緒に回った田中裕基(18)はもっと凄かった。2番でボギーのあと、3番から3連続バーディーのバウンスバックを見せると、8,9、10番でも3連続バーディー。16番でボギーを打つと、すぐに17番パー5では、グリーン手前13ヤードから60°でチップインのイーグルを奪取。これで32、34の66とトップに躍り出た。「中学(郡山南)時代にナパラで64を出したことがあるけど、こういう大きな大会で出したのは初めてです。とても嬉しい」童顔をほころばせた。というのも、大阪の興国高から現在は日本ウェルネススポーツ大学2年生。すでに昨年11月にプロテスト(福岡・玄海)を27位タイで合格しており、大会史上最年少の18歳チャンピオンが誕生するかも知れない。

 


さらに、すぐ後で上がってきた池見和輝(26)もインで大爆発だ。なにしろ、10、11番と13、14番と16、17番で2連続の6バーディー、30をマーク。アウトこそパープレーだったが堂々トップタイの66でホールアウト。「アウトも何度かチャンスはありましたが、ハーフ30は嬉しい限りです」満面の笑み。まだボギーがないだけに「あすも攻めのゴルフを貫きたい」と初Vへ闘志をみなぎらせている。

 


成績表はこちらからご覧いただけます。

藤田  翼 プロ

 

吉田 泰基選手

吉田 泰基選手

 

吉桑 佑太プロ

吉桑 佑太プロ

 
田村 光正 プロ

田村 光正 プロ

 

徳光 祐哉プロ

徳光 祐哉プロ

 
徳永 圭太 プロ

徳永 圭太 プロ

 

田中 裕基 プロ

田中 裕基 プロ

 

池見 和輝

池見 和輝 プロ

 

山崎 滉仁 選手

アマチュア 山崎 滉仁 選手

 

奈良国際ゴルフ倶楽部
 
ダイドー
 

 

 

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